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プロフィール
HN:
sug-u(村田藤吉)
性別:
男性
職業:
医療関係でほぼ雑用
趣味:
無い
自己紹介:
ハワイ生まれ。関東と大阪で育ち、87年〜10年ほど東京で過ごし、現在関西僻地在住。
過去の経歴は謎に包まれた怪人吸血忌男爵。
アシ歴、持ち込み歴、読み切り短編、商業誌に掲載された歴多数。
まぁ誰にも相手にされない、異端なカウンターカルチャー、前衛&アングラ・エログロナンセンス暗黒耽美部門。
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いざ進めよ、いばらの道を。 漫画家「復帰」?「脂肪」?オッサンのボンクラシャンソン日記。 自分ではオルタナないし、アングラ系部門だと言ってますが、あまりこだわらないで行こうかと… 年取ってもまるくなりまへ〜ん!
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大槻ケンヂの原作は、舞台が全て懐かしい。美甘子と行ったオールナイトの映画館ナイスシアターはバウスシアターかな? 中野ブロードウェイ、エスカレーターに乗ると一気に3階まで行っちゃうとか。
自分は上京して間もない頃、Y子という女の子に付き合って高田馬場にジャン・コクトー特集のオールナイトに行った思い出がある。
そのY子は前髪パッツンの黒のロングで、服装もほとんど黒。パンツスタイル時がほとんど無く、常にスカート。アングラなトランスレコードのバンドのライブによく出没する、いわゆるトランスギャルだった。
その時の行動があきれるくらいケンゾーと一緒。初めての話の合う異性とお出かけだったもんで、映画観てるより延々と趣味について語りたくなって、途中で映画を観るのを止めた(笑
耽美嗜好のトランスギャルなのに、好きなタイプは大槻ケンヂと言ったのが意外で、
「な、な、なんで?」とどもりながら聞くオレ。
頭がイイからとかそんな返事だったと思う。
Y子は何故か筋少も好きで、ジョン・ライドンのソロだったかPILだったかと筋少の対バン(in 武道館だったかな?)にも行った。生でジョン・ライドンも観ていた女だ。
その後、Y子の影響で、筋少の「シスターストロベリー」と空手バカボンは結構聴いたなー。
でも、Y子はケラ、あ、いや、渋谷屋根裏でキャプテンマンテルノーリターンをブッキングしたケロは嫌いと言ってた(笑
でもケロ率いる有狂天、夜のヒットスタジオに出演したことあるんやで〜。
にしてもY子、胸でかかったよなー、というくだらないところも一緒だった。
ま、もっとも美甘子の胸が大きいのは大槻ケンヂのシュミだろう。
オレ的には胸の大きさにはこだわっていない。

ケンゾーたちが行った新宿JAMのギグ、
静岡からやって来た「一生」というのは、電気グルーヴのことっすね。当時、人生というバンド名で、王選手、分度器もメンバーだった。
高校の頃、K氏と一緒に人生のライブに行ったことがある。ほとんど「グミチョコ」原作の描写通り。
また「念仏」というのは「木魚」ですな。これまたライブの感じ「グミチョコ」原作の描写通り。
原作、時代がもーちょい後になれば、カーネーションもナゴムレコードに在籍してたのに〜!と、ちと残念。

映画の方は、86年ということで、もうインディーズがインディーズである意味を失いつつある時代だったなー。ケロがファンの女の子に「ブス!」と言ったり(ケロはブスが好きなんだと思うが)、トゲトゲしかった。女のファンが嫌だったんだろうね。男しか入れないライブまで敢行。筋少のエディも当時、女のファンをウザがってた。なんかビジュアル系と大違いだネ。
笑っていいとものテレフォンショッキングでケロは大槻ケンヂを呼んだ。なんか大槻ケンヂ凄く不本意そうにしていたような印象が残ってる。

ケロ、ホントあの頃と比べるとまるくなったよねー。カラダも。
「underground for you!!」と吐き捨てるように歌っていたnew waveの貴公子(笑)の鈴木慶一、またしてもカメラ屋のオヤジ役で爆笑。
原作で一番笑ったのは、すっかり壊れたケンゾーが安らぎを求め、池袋の文芸坐へ足を運んだら、よりによって古尾谷雅人特集だったというところ(爆
山之上の台詞もイチイチおかしい。

ケンゾーどうしょうもないダメ人間、徹底的にボンクラとして描かれてるけど、
それがたまらなく美点でもあるけど、
実は清い少年とも言えるし、なかなか硬派だと思う。
なにより、ケンゾーほど美しくピュアな恋というものをした試しが無いので大変羨ましい。オレは高校の頃、公立の普通科で共学だったのにかかわらず、すっごい好きな同級生というのがいなかった。

最後に大槻ケンヂに抑えて欲しいと思ったことをひとつ。
「アンダーグラウンド。何故アングラはアングラなのか?」
アングラなものに何故惹かれるのか?ということに関して、
「グミチョコ」では、サザンとか聴いてるくだらない奴らと一緒にされたくない的な差別化と(勿論、現在では倖出來美、浜あゆだけじゃなく、ヒットチャートの豚ども全て含む&オレのねたみ含む・笑)、つまらない学校では教えることのない知への冒険みたいな感じで描かれてるけれども、
なにかもひとつ説明が足りない気が…


メジャー側の人間というのは、生まれ育った環境からして、安全に、経済的にも恵まれた環境で育てられて、
暗いものやマイナスなものを避けながら生きてる人が多いと思う。
感覚を不安定にするものに対し近づかない、目を背けがちみたいな。

アングラな人たちはその辺が麻痺してるんだろうな。
と、その辺も斬って欲しかった。

映画のエンディングロール、有頂天のカバーの「心の旅」でも良かったような?
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ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の映画、奥菜恵主演「おいしい殺し方」に続き、「グミ・チョコレート・パイン」も観ました。
(古本屋で奥菜恵の写真集見かけるたび、笑ってしまう。ともさかりえも。ああ、アイドルだったのか!って・笑)

「グミチョコ」かなりハマってしまいました。原作も速攻グミ編、チョコ編、パイン編の3冊を読んでしまい、現在DVD、買うか迷い中でゴンス。
もう兎に角、モーレツに懐かしい!!
だって、映画の方は86年で主人公のケンゾーは高校二年。自分の年齢カミングアウトしてしまうけど、ワシとタメなんすね。
原作の方は何年か書かれてなかったけど、多分84年じゃないかと(間違ってたらすんません
まるっきし、自分の青春時代を回想してるかのよう。
男子3人集まって、joy division聴いてるところとか!
ただ、「グミチョコ」は青春ものであるが、一般的な青春ものとは違ってる。
アングラなロックや映画や本、アートを愛してた人々限定の青春もの。
オルタナ系な人々の青春映画だって、あってもいいじゃまいか!
田口トモロヲは昔、「boys be sid vicious!!」と歌ったが、まさにそんな映画(笑

ただ、自分はケンゾー的なタイプじゃなかったなー。ワシは割と八方美人で美甘子のような感じで、さらに山之上のようなアブナくキモく屈折してるようなところもあるといった感じか。
八方美人だったのは話の合う友だちが少なくて寂しかったからだな。
勿論、ケンゾーのようなヤツがいたら絶対友だちになっていたと思う。

自分も高校の頃、ケンゾーたちのように話の合う3人組でよく集まってた。
でも、すごいノイズバンドじゃなくて、すごいアングラなオリジナル創作の同人誌を創る話し合いをしていた。ガロ系とも違うサイバーパンク&兎に角過激な本を。
その中の一人が前々回の記事で書いた、るりサンのライブでバッタリ遭遇したK氏。
K氏は現在、テルミン奏者だったりする。もう一人はフィギュアの原型師として一線で活躍中。
3人とも、今なお当時創ったその同人誌を誇りに思ってるようなところがあるアングラなボンクラ(笑

(つづく)
レイトショーで「スカイ・クロラ」観に行った。
ネタバレになることは書かないようにします。うずうず。

 全く予備知識ゼロに近い状態でした。
原作読んでおこうと思ったんだけど、シリーズ化しててどれから手を付けていいのかわからん。あと、映画と同じタイトルのものを古本屋で見付けたんだけど、買おうと思いつつ、その古本屋の別のフロアをうろうろしてるうち買われてしまったり…

 菊池凛子と栗山千明が声当ててるとか、空を描くためアイルランドの空を参考にしたとかそれくらいしか知らなかった。
菊池凛子は某ナイスなアホ映画でのヨゴレ役しかイメージがなかったんで、「スカイ・クロラ」観たら笑ってしまうんじゃ?と思ったが、
全くそんなことはなかった。
いざ観てみたら、ヒロイン草薙水素の声がいきなり菊池凛子だった。なかなかハマっている。てか、声はみんな違和感なかった。
戦闘機の空中戦に関しても、ソレがひとつの見せ場になるという程度の予備知識しかなかった。その戦闘機がレシプロ機だとも観るまで知らなかった。
映画史上、ここまで凄い迫力のある戦闘機の空中戦を描いた映画は他にないんじゃないかな。しかもレシプロ機。
闇崎駿が嫉妬してイジワルなこと云ってそうな気がする(笑

 てか、草薙水素って原作も草薙水素って名前なの??? あとコードネームも?
バセットハウンドは流石に原作に出てないと思うが、三月兎基地とか押井モチーフがあちこちにあって、監督の名前伏せてたとしても押井守って分るくらい、押井色。
煙草の演出も押井守?
自分の弟は煙草を完全にやめた。そして結婚して子供もいるのに対し、兄である俺の方はというと、結婚もせずプカプカと煙草をくゆらせる毎日。
俺の方が子供なのかな?と思った。
そういえば、「スカイ・クロラ」のポスター、何種類かあると思うけど、
草薙と主人公が向かい合ってるのは、草薙の方が目線が上だったり。
はい、俺もマザコンなんで草薙に萌えでした(笑 栗山千明が好きだと云ってる俺はロリコンなのか?
 
 押井守にしては、分り易い内容だったと思うんで、喰わず嫌いしてた人も是非観て欲しい。てか切実にヒットして欲しい。
映画館に入ったら館内がガラ空きだったんで心配になってしまった。
設定や世界観もしっかり作り込まれてるし、映像も美しく音響も良かった、ドラマもピュアなラブストーリーで良かった。
ん? 脚本は女性?
観終わったあと、どっかでこういう話読んだなぁと、ふと思った。
もしかして、某少女マンガが元ネタか?(ネタバレになるんで書きません

「スカイクロラ」の永遠を生きる子供たちは、我々が抱く閉塞感そのものを象徴してるんじゃないかと。
とまれ、北京オリムピックやってる時に公開とはナイスなタイミング。

DVDが出たら欲しいっす。
もう「押井だけに、惜しい守」と子供みたいなこと云わないように! 松尾スズキさん(笑



 あと、M・ナイト・シャマランの「ハプニング」も誘われて観に行った。
ハリウッド映画でしょ? よく、企画通ったなぁと思った。
それくらい、観たほとんどの人は、館内を出たあと頭の上にクエスチョンマークをくっつけて出ることになるような内容(笑
地味にメタ路線なんで「メタ路線」と聞いて、意味が分らなかったら観ない方がいいでしょう。
あと、シャマランの映画全部観ておく必要があるように思う。でも、そんな付き合うほどの映画でも(笑


 諸星大二郎の集英社から出た新刊、まだ買ってないんだけど(今夜辺り買いに行くかと
いつのまにやら「壁男」が映画化され、DVDがTSUTAYAに置いてあったんで、観たけど、イマイチでした…
「妖怪ハンター」シリーズの中でも、決して映画化など考えてはいけないような作品を、恐れ多くも映画化しやがった「奇談」も無様な出来ばえだったけど。なんで稗田が阿部寛か未だ納得出来ず。てか永久に納得しやせん。
mixiの諸星大二郎コミュ、他の参加してる人と全く話しが噛み合んので抜けてやったし。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の「グミチョコパイン」もぼちぼち借りに行かねばな。




DVDレンタル、
「ヒルズ・ハブ・アイズ」、阿部サダヲ主演「血を吸う宇宙」、井口昇監督「クルシメさん」が観たいなと思い、近所のTSUTAYAに行くも全滅…
「ヒルズ・ハブ・アイズ」はヤバいスプラッターということで、TSUTAYAグループ全店が取り扱いをやめてしまったらしい…
井口昇の「恋する幼虫」はあったんだけどな…
んで、しかたなく、

「帰ってきた時効警察」2本目
映像特典がナイス。ケラ&シンセサイザーズのライブにシークレットゲストで麻生久美子登場!
つーか、ケラまだ音楽活動やってたんかい!とビックリ。ケラといえばほとんど有頂天時代のイメージしかなく、いちお有頂天後に結成したバンド、ロングヴァケーションはモノクロームセットやムーンライダーズのカバーやったりメンバーに元P-MODELの中野テルヲがいたんで、気にはなってCD1枚は持ってるけど…
衣装とケラの髪型は有頂天の頃に逆行してるけど、えらく太ってて驚きました…

あと特に観るもんなくて、スティーブン・キング原作、イアン・マッケラン主演「ゴールデンマン」
まぁまぁかな。結構恐かった。

「パンズラビリンス」
スペインの映画だったのね。ファンタジーと思ったらファンタジーではあるんだけど、グロ&バイオレンス描写があって、わりと血生臭いので小さい子供には観せられない感じ。
ちとイマイチなまとまり方だったな。食い足りないというか。

ヤン・シュヴァンクマイエルの「ルナシー」
シュヴァンクマイエルの映画って子供向けアニメコーナーに置いてあるんだけど、
「ルナシー」は15禁だった。んで、何が15禁なんだろべ?と思って観たら、
下ネタで15禁。どこがホラーなのかわからかった。
でも美術は美しい。設定も好き。

 
 注文してた「キレイ」のDVD、届いたんだけどなんか勿体なくて観てないっす。
まだ開封もしてなくて…
でもあれから結局、原作気になって「クワイエットルームにようこそ」の文庫読んだっす。
芥川賞候補だったのねん。
かなり、映画に忠実でした。

 「ピクニックatハンギングロック」
10年以上ぶりに観たかな。今観ても映像の美しさは色あせず。
やっぱし、「エコール」、「小さな悪の華」よりワンランク上の映画だと思います。
「エコール」は最初に学校に入って来る女の子が東洋人でガクっとなったり、衣装もイマイチ工夫がなかったり、それがちゃんとクリアされてればもっとイイ映画になったんじゃないかと思うだけに惜しい。

 1900年のオーストラリアが舞台。実際にあった事件を元にしている。
ボッティチェリの天使に形容されるミランダの美しさと妖しい存在感、解かれることない謎と共に神秘と幻想に包まれるようなカンジ。そして複雑怪奇な少女のメンタリティが恐い。
監督のピーター・ウィアーは「刑事ジョンブック」でもアーミッシュの生活を描いてたり、文明批判なのかな?とも思う。その辺、最近だとMナイトシャマランがそうなのかな。

 
 ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督「1980」
マニアックな内輪受け映画か?と期待してたらそうではなかった。
80年代グラフティ的とも違うようで、あくまで1980年という年の物語。
1980年はどういう年だったのか?と興味あるなら一見の価値ありだけど、そうでなければお勧め出来ないという、ちと中途半端な印象を受けた。
岡崎京子の「東京ガールズブラボー」好きなら観てよって感じ?
どうせヒットはしないんだから(笑)、潔く内輪受けにして欲しかった。
キャスティングは割と内輪受けになってるんだけど、
三木聡、園子温、松尾スズキ関連で出てる役者ばかり。
美術は凝ってたし、小道具も当時の物を使ってたり。
台詞も、ああ当時こんな会話してたよなぁとか。割と思い出ぽろぽろではあるんだけど、
オリンパスのバカチョンカメラ、俺も持ってたよ!とか、俺もテクノカットにこだわってたよ(苦笑)とか、
蒼井優の聖子ちゃんカットは爆笑したけど、鈴木慶一も笑った。
そうね、YMOばっか聴いてたよね、ヘッポコなウォークマンで(苦笑
抹消したいダサダサな過去を観せられてるような…(笑
でもハっとなるようなイイ台詞がちらほらあったなぁ。

 ケラリーノサンドロヴィッチ。通称ケラ。演劇方面で有名になってしまったけど、
ケラの主催するインディレーベルのナゴムレコードの音源よく買ってなぁ。
で、有頂天というバンドのリーダーだった。
イカ天によるいわゆるバンドブームの前も、ちょっとバンドブームだった。
有頂天がメジャーデビューした時は、有頂天が出たTV番組全部録画してたよ。
そのビデオテープはどこへいってしまったのか。
ケラの次の映画に期待しよう。
「グミチョコレートパイン」はまだ観てないし。


 松尾スズキのミュージカル「キレイ 神様と待ち合わせした女」のDVD、在庫が少なくなってたんで、慌てて注文しやした。
迷わず2000年版の方を。余裕があれば、2005年版も欲しいなぁ。
画像が2005年版です。何故か寺田克也がジャケ描いてるけど、
逆柱いみりじゃダメなの?
05年版はキャストが一部変更されてるらしい。
鈴木蘭々と高岡早紀という方が追加されてるけど誰? 有名なの?
奥菜恵とバトンタッチ? じゃ歌の感じもかわるんじゃ?
変わらないのは伊藤ヨタロウの老けなさ加減と歌の巧さか。

ほんで今日もTSUTAYAが半額なので借りに行っちきます=3

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