ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の映画、奥菜恵主演「おいしい殺し方」に続き、「グミ・チョコレート・パイン」も観ました。
(古本屋で奥菜恵の写真集見かけるたび、笑ってしまう。ともさかりえも。ああ、アイドルだったのか!って・笑)
「グミチョコ」かなりハマってしまいました。原作も速攻グミ編、チョコ編、パイン編の3冊を読んでしまい、現在DVD、買うか迷い中でゴンス。
もう兎に角、モーレツに懐かしい!!
だって、映画の方は86年で主人公のケンゾーは高校二年。自分の年齢カミングアウトしてしまうけど、ワシとタメなんすね。
原作の方は何年か書かれてなかったけど、多分84年じゃないかと(間違ってたらすんません
まるっきし、自分の青春時代を回想してるかのよう。
男子3人集まって、joy division聴いてるところとか!
ただ、「グミチョコ」は青春ものであるが、一般的な青春ものとは違ってる。
アングラなロックや映画や本、アートを愛してた人々限定の青春もの。
オルタナ系な人々の青春映画だって、あってもいいじゃまいか!
田口トモロヲは昔、「boys be sid vicious!!」と歌ったが、まさにそんな映画(笑
ただ、自分はケンゾー的なタイプじゃなかったなー。ワシは割と八方美人で美甘子のような感じで、さらに山之上のようなアブナくキモく屈折してるようなところもあるといった感じか。
八方美人だったのは話の合う友だちが少なくて寂しかったからだな。
勿論、ケンゾーのようなヤツがいたら絶対友だちになっていたと思う。
自分も高校の頃、ケンゾーたちのように話の合う3人組でよく集まってた。
でも、すごいノイズバンドじゃなくて、すごいアングラなオリジナル創作の同人誌を創る話し合いをしていた。ガロ系とも違うサイバーパンク&兎に角過激な本を。
その中の一人が前々回の記事で書いた、るりサンのライブでバッタリ遭遇したK氏。
K氏は現在、テルミン奏者だったりする。もう一人はフィギュアの原型師として一線で活躍中。
3人とも、今なお当時創ったその同人誌を誇りに思ってるようなところがあるアングラなボンクラ(笑
(つづく)
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