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プロフィール
HN:
sug-u(村田藤吉)
性別:
男性
職業:
医療関係でほぼ雑用
趣味:
無い
自己紹介:
ハワイ生まれ。関東と大阪で育ち、87年〜10年ほど東京で過ごし、現在関西僻地在住。
過去の経歴は謎に包まれた怪人吸血忌男爵。
アシ歴、持ち込み歴、読み切り短編、商業誌に掲載された歴多数。
まぁ誰にも相手にされない、異端なカウンターカルチャー、前衛&アングラ・エログロナンセンス暗黒耽美部門。
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いざ進めよ、いばらの道を。 漫画家「復帰」?「脂肪」?オッサンのボンクラシャンソン日記。 自分ではオルタナないし、アングラ系部門だと言ってますが、あまりこだわらないで行こうかと… 年取ってもまるくなりまへ〜ん!
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 動画じゃないとヌケないなんて寂しいこというなよ。別にヌクことだけが目的じゃない。見てモンモンムラムラするだけでも価値があるのではないか。想い出にもなる。

ホント最近忙しい。こんなに忙しいのは高校〜専門学校の学生時代以来だろうか?

 10代の頃は仕事もしてないのに忙しかった。いや、親のスネかじりしてるだけじゃなくバイトもしていたか。

 僕の10代といえば80年代である。わりと典型的なボンクラ文科系男子「宝島小僧」だったと思う。が、
「グミチョコレートパイン」の主人公たちほどは極端じゃなかった(笑
オーケンはその辺少し作ってるんじゃないかと思われるがどうだろう。

 高校受験の時、男子高なんて絶対行くもんか!強く思ったものだ(笑
私立はだいたいが男子高だった。
だが、奈良の橿原学院は共学でデザイン科があった。受験する気満々だったのだが、一度下見に行ったら、自宅からとんでもなく遠くて断念した。当時の担任にも絶対途中で通学が嫌になるぞと言われたっけ。

 両親は僕がお金のかかる私立に行くかもしれないという可能性も考え、僕に取引を求めてきた。「もし公立に行ったらマイコン(レトロパソコン)買ってやる」と。
当時マイコンつってもまぁピンキリで僕が欲しいと思ってた機種はかなり高価なものだった。
僕は更に新しいステレオとオリンパスのカメラも付けろと交渉(笑
結果、僕は私立を一切受けず公立普通科共学一本だけだった。で、受かった。
共学の高校行けばカノジョくらい出来るだろうとずいぶん甘くノンキに考えていたものだ(笑

 高校に入学したら漫研に入る気満々だったのだが、漫研は今で言うキモオタの巣窟と化していた。入部して同じグループと思われた日にゃ〜、モテ度が下がってしまうと敬遠した。
学校ではガンダムなどアニメが好きだということは隠し通した。
漫画描いてて同人誌作ったりなことも隠していた。同じ学校に一名同人仲間がいたが一切、校内ではソレ系の話しないようにしていた。

 家では、マイコンのゲームに飽きたらず、自分でプログラムを組んでアドベンチャーゲームなどを作ったり、エロいドット絵を描いて喜んだり、
プラモもせっせと作っていた。ガレージキットにまで手を出し、フィギュアを自作していた。当時、海洋堂は会員制で会員に入ってもいた。
大学ノートに延々と肉筆漫画も描いていたし、同人誌もやっていた。というオタクっぷり。
好きだった女優のフィービー・ケイツのスクラップをつくる辺りはまだかわいいもんだが、
エロ本のスクラップもマメに作っていたし、自給自足のためのエロ漫画まで描く辺り、キモオタよりキモいじゃないか!と突っ込みを入れたいところだ。

 見事に家の顔と学校の顔使い分けるペテン師だった。
ちなみに大阪に住みながらも家では関東弁でしゃべっていたな。関東生まれなもので。

 完全に文化系かというと、
実は小学生時代、ソフトボールチームに入ってピッチャーだったり、体操習いに通っていた。
中学の最初の一年は柔道部でその後軟式テニス部だった。
その名残りが残っていたせいか、
高校になっても懸垂で校内記録を出してしまった。カラダが軽くそのわりに筋力があったためか。
腕立て伏せ100回毎日やってたせいか。

 更には、高校1年の16歳の時に中型二輪(現在は普通二輪)免許を取得し、いきなり250ccのバイクを乗り回していた。
まったくボンクラ文科系男子としてあるまじき行為である。なんだか申し訳なくて断罪したい。

 まったくモテなかったかといえば、そうでもなかった。
確かにまだ童貞ボーイだった僕は女子の扱い方がさっぱり分らなくてどうしたものか?と思っていたが、女子の方からかまってもらえてた。
ある女子に「どんなタイプが好み?」と聞かれ今となってはなんて答えたのか覚えてないが、「ちょうどいい子がいるから紹介してあげる」とお見合いさせられたこともあった(笑
じゃ付き合おうかというこになったんだが、そこはやはし女子の扱い方の分らない童貞ボーイなので、直ぐ自然消滅してしまった。
友だちのようにフツーにしゃべることは出来るんだが、口説き方がさっぱり分らない!
口説いてどうすればセックスまで到達するのか?
てゆーか、関東生まれの僕にとって大阪弁で愛語らうのって、恥ずかし過ぎる。
「好きやねん」とか言うのか? やはりブルース調でか? 背筋が寒くなるなぁ。

これではイカン!と思い、仲良かった二つ下の従妹相手にレッスンした。レッスンというとなんかイヤラシいな(笑
まぁ、実際イヤラシいことしたんだけどな(笑
チチモミ、尻モミだけにとどまらず裸にひんむいてモミ倒した。
従妹は何故かあまり嫌がらなかった。露骨に嫌がってたら暴走も止まったんじゃなかろうかと思う。
ある時には仏壇のロウソクをポタポタと垂らしてやったら、凄くコーフンした(バカかよ!
同じ部屋で寝たこともあった。
僕は真夜中にコッソリ起きて、バナナをむいて従妹のアソコに突っ込んでやろうと考えていたが、不覚にも朝までぐっすり眠ってしまった(不覚で良かったよ!
寝てる従妹のパンツの中にテニスボールを入れたことはあったんだが。
今考えると本当申し訳ない。てゆーかセクハラしただけで全然レッスンになってないし。
僕がそのような悪事を働いたのと関係があるのかどうか分らないが、その後従妹が僕を異性として好きになってしまい困ったりした。
更に申し訳なくて、未だその従妹と会うとなんだか気まずい。
まだ結婚してないというのが罪悪感チクチクだ。早く結婚してくれ。たのむ。
セックスまでしなかったのが救いか。

 自宅では完全に文化系だったが、マメにバイクで峠を攻めに行っていた。
かなり急カーブの多い峠だったので一番速く走れるバイクは2ストロークの125ccだと分るようになり、中古でHONDA MBX125Fを買った。
原型の車種がなんだか分らなくなるほど改造して、峠の最速を目指したりもした。
125なんて乗ってるのは自分だけと思ってたら、いつも攻めに行く峠にYAMAHA RZ125に乗る男が現れた。同じ最速を目指す125同士ライバル視しながらも直ぐ打ち解けた。が、彼はその峠でまだまだ若い命を散らせてしまった。
同じ頃僕は車と正面衝突で救急車で運ばれた。
125は危険この上ない。2ストロークのバイク自体危険だと思う。なのでもう現在ではあまり走ってないようだ。てかもう生産してない?
走る場所を生駒サーキットに変えた。サーキットなら思う存分走れる。
だが、生駒サーキットはカートコースで、50ccの原チャリしか走ってはいけなかった。
一度、250の自分のバイクでコッソリ走ったつもりが見付かってすげー怒られたな。
それでものめり込んで、ガソリンスタンドでバイトした金注ぎ込んでHONDAゴリラを改造しまくった。最高時速100キロオーバーするゴリラだ。レースにも出た。
煙草吸い出したのはバイク仲間の影響だったな。

 高校二年でようやくカノジョができた。が、3つ年上の同じガソリンスタンドで働く社会人の人だった。
でもセックスしてるよりバイクで暴走してる方が楽しかった。
同級生のカノジョが欲しかったが結局できなかった。制服とセックスしたかったよ。ってソレ現在のロリコンな僕の願望なのでは? 僕はブレザー派です。

 自宅ではキモオタ、映画にライブ観に行き、夏はバイク仲間と吉野川でキャンプ。
高校時代はバンド組むことはなかったが、ギターはかじっていた。
アンダーグラウンドなインディーズのレコードも買い漁った。
ホント忙しい毎日だったな。

 近所のレンタルレコード屋の店員がイヤなヤツで、
借りようしたレコードをレジに出すと、こちらを値踏みするように見て嫌みを言うのだった。
で、当時の僕は何かギャフンと言わせる手はないものかと考えた。
オレは童顔だからなめられるのかなと思い、ヤンキーとは違った恐い兄ちゃん、パンクスになろうと決意。
当時のフールズメイトや宝島見て研究。元々中学時代にBOW WOW WOW聴いてVivienne Westwoodの服に衝撃を受けてたせいか研究というか直ぐのめり込んでしまった。
でも最初のパンクファッションはヘンテコだったな。
ミリタリーショップで買った軍払い下げの迷彩パンツに安全靴、ガーゼシャツは高校生には高価だったんでパンクショップで買ったパンクプリントTシャツをズタズタに切り裂き、スタッズベルトにスタッズリストバンド、とどめはモヒカン。
でも童顔だったの全然恐くないという(笑

そのカッコで、レンタルレコード屋に見参。
案の定、イヤな感じの店員は僕の姿に衝撃を受けていた。
というかカッコと童顔な顔のギャップに衝撃を受けていたのではなかろうか(笑
それでまさか当時熱を上げてたアイドル水谷麻里のレコードを借りるワケにはいかず、
スターリンの「虫」を借りた。
水谷麻里のレコードだったらネタになったのに。それくらいの遊び心は欲しいものだ。
でもホント、つくづく異常行動でバカでしょ?

 その異常行動でバカの根源にあるのは、性衝動とかモテたいという気持ちから出発してるのは云うまでもない。
簡単にセックスに到達してたら、異常行動でバカというのは抜け落ちてしまうことになるのではないだろうか。
そういう意味では簡単にセックスに到達するってのはつまんないことだと最近よく思うのだ。

 エロ漫画描いてモテればいいのになぁ。
エロ漫画って生活的に安定するからという理由で描くか迷い中だ。
アングラ少女にモテるようなエロ漫画、狙って描こうかな。
いや、真剣にモテたい。カノジョはいるんでカノジョが欲しいという感じじゃないんだけど、
面倒じゃない程度に話の合うアングラ嗜好の若い女性の友だちが欲しい。浮気にならない程度で。
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落書きは歳を取っても楽しいもんだ。
今絵柄改革中なので、すっかりヘタクソさに磨きがかかってるけど。
こんな落書きわざわざスキャナ取り込みするまでもないよな。デジカメも面倒だ。

筆ペンで即興。


リッカ。まぁお父さんが恋しくなって泣く事もあるんじゃないかと。


なんとかという天使。ピサロほどは人気はなかろう。
ピサロといえば、トルネコが転んだ拍子に会心の一撃でとどめをさしてしまってエンディングを迎えてしまった記憶が…
シリアスムードぶち壊しだけど、当時は大いにウケたな。


ルイーダのおばちゃん。何故かロリィタ化。いちお全身描いてるんだけど、ケータイカメラの都合により…
やはりルイーダの武器は割った酒瓶だろう。
ロリィタ服って描くの面倒くさい… なので途中で放棄している(笑
装備ではヘッドドレスはあるんだけど、何とコードネートするんだろう?と一瞬期待したら、メイド服だったorz メイドって、ホントにドラクエって時流にワンテンポ乗り遅れるなぁ。今時ガングロギャルっているのか?とも思うし。
ビューティペアっていつの時代やねん?(笑
まぁそこがオヤジっぽくってイイんじゃないでしょうか。メイドはホントにどうでもいいけど。


ついでに今ネーム中の画像。タイトル変ります。
最近のネームの密度ってこんなもん。もうちょっと密度上げた方がいいのかな。

ピッシング描写を描いてることもあるし、勿論アックス投稿用。
アウトサイダー漫画か?


切なくて耽美な要素もあるけど、すごくバカ!な話です。
主人公の男は松田龍平がモデルな感じ。
ネームはあと4本同時進行してる。


10月に発売されるメガテンの新作。
どっかで見たような… と思ってたら思い出した!


なんとなく似てない?(笑


前回の記事に書いた「GSなんとか」って映画は、「GSワンダーランド」ってタイトルね。
ど忘れしてたけど、調べるのも面倒くさいのでそのままにしておく。
いいかげんなブログですんません。
栗山千明主演とGSという以外にあまり興味無かったんだけど、まだ新作だと思ってたし、でも石田卓也も主演してるんで急に観たくなってきた。
DVDのジャケ見ててまず連想するのが、X-JAPANのよしきだ。
なんでだと思う?(笑

ライブ中に失神して倒れるというパフォーマンスやってたよね、よしきって。
失神して倒れるネタの元祖はGSバンドのオックスなのね。
それをよしきが80年代にリバイバルしたというワケ。
ちなみにオーケンもやっていた(笑

昔、私がスタジオセッションなどを楽しむ程度の4人組のバンドをやっていた時、
その中でも私とドラムの人だけGSにハマっていたことがあった。
ドラムの人はドラマーなだけにカーナビーツが好きでコピーしたな。あとメジャーどころばかりだけどタイガース、モップスなども。
ドラムの人とよくGSのビデオ見てはゲラゲラと笑い転げていたもんだ。
88年だったと思うけど、もうその時代既にGSは笑いのネタになっていた。
真面目にネオGSバンドやろうか?ともよく言ってもいたけど。
衣装も揃えたな(笑 私はサイケなファッションで、ドラムの人はチャイニーズドレスを着ていた。でも4人組のバンドなのに後の2人がついてきてくれなかったんだよな…

昔描いてた漫画のタイトルロゴもよくサイケ体?を多用してたな。


なのでGSはむしろ好きなので、いちお「GSワンダーランド」は気にはなっていた。

栗山千明と石田卓也主演映画では、あと「鴨川ホルモー」というのがあるんで観てみたい。
自宅で栗山千明映画祭再チャレンジだ(笑


「東京残酷警察」ようやく観た。
想像してたより壮絶な、エログロハードコアバイオレンス。もうげちょげちょの肉ちまき、残酷大陸ヤコペッティ(笑

アングラな世界に免疫が無い人は観ない方がいい。
てゆーか、完全にR-18。
げちょげちょだけど、なんかギャグがあるから最後まで観れた感じか。
ラスボスがボヨヨンロックだった。
オレは血しぶきのジェットで空を飛べるぜ〜♪みたいな(笑 ゲラゲラ笑った。
…でもあんまり何も残らないなぁ。
部分的に観たら、エロくて淫靡なところが良かったり、ほとんどクリチャーな身体改造とかは面白いんだけど。
永井豪の原作「デビルマン」のミーコと同じ感じの異形女子校生まで登場したり。やっぱりオッパイから溶解液を。

一緒に「ダイヤリーオブザデッド」借りんで良かったよ。げちょげちょ三昧になってしまうもんな。

TSUTAYA全店で内容がげちょげちょでヤバいということで、「ヒルズハブアイズ」という映画が取り扱ってないって前にも書いた気がするけど、その基準てよく分んないよね。
「東京残酷警察」も相当ヤバいと思うよ。
あとうちの近所のTSUTAYAには「丑三つの村」のビデオも置いてある。いいのか? 思わず一回借りちゃったけど(笑


自宅で栗山千明映画祭というのやってみようかと思ったが、
「死国」、「呪怨」(多分、オリジナルビデオ版だったと思う)、「バトルロワイヤル特別篇」まで観たところで力つきる…
「キルビル1」は今年観たと思うし、「KIDS」はオレが興味持つような内容だと思えないし、あとグループサウンズの「GSなんとか」というのは肝心の栗山千明の髪型が…
DVD買うか迷ってるのは、「東京残酷警察」にも出演していた園子温が監督した「エクステ」と、声だけだけど「スカイクロラ」くらいか。

そういえば、「グミチョコレートパイン」のヒロインの山口美甘子って原作読むと、なんかよく分らないキャラクターだよね? イメージし難いというか。
オーケンも長期に渡って書いたもんだから、キャラ性が迷走してるような感じ?
オーケンにしては、リアルなキャラじゃないと思う。実際いなさそうというか。
映画版の美甘子も実際いなさそうな気もするんだけど、美甘子役の黒川芽以ちゃんの喋り方は妙にリアルでイイ。
でもオーケンがコメンタリーで言ってたけど、オーケンのイメージでは、美甘子って実写にすると栗山千明なんだって。オレ、それ聞いた時飲んでたコーヒー吹きそうになった。それってギャグで言ってるんだよね?
原作のように魔性の女みたくなるんであれば、栗山千明もありかなとは思うけど、もう高校生役は難しいよなぁ。
黒川芽以ちゃんでオレは良かったと思うよ。ちょっとポチャっとしてるから少し痩せた方がいいとは思うけど、笑顔が可愛いよね。
オーケンってオレと違ってオッパイフェチだから、大きいオッパイな女性が好みなのかと思ってたけど、初めて好みが一致したな。

なんかすっかり邦画ばっかり観てるなぁ。洋画ばっか観てた10代、20代の頃と逆になってしまった。
ネームに時間がかかってしまうようになったのは、わりとここ最近だな。
20代の頃は異様に速かった気がする。16枚程度の読み切りなら早くて30分程度で上がってた(笑
単になーんも考えて無かったというだけ(笑

小学校の頃から大学ノートに漫画を描く習慣があったんだが、そのノリの延長で描いてはいかんとは思いつつもあんまり変ってなかったような気もする。
ただ、
大学ノートに描いてたのはほとんど長編で、商業誌に描いてたのは読み切り短編という違いもあったり、
私がアシスタントしてた漫画家のN さんの教え通り、
「折角かわいい女の子が描けるんだから、女の子とお色気を武器にしてもいいんじゃないか?」という芸風も心機一転、導入した。
それで、なんで商業誌デビュー作がカフカの「変身」のパロディで虫の話なのかまったく謎だが…

あと、エロいお色気を描くなら、私は姉がいるんで姉弟のネタは抵抗あって封印していた。
フランス映画って、姉弟ネタってそこそこに多いんだよね。コクトーの「恐るべき子供たち」からの伝統なのかよくわかんないけどさ。観るのは好きなのに、なんか自分が描くのはヤンダーと思ってた。
自分自身のトラウマが無意識に描写されてしまうのはしかたないにしても。

でも初めてちゃんと原稿用紙にペン入れまでして仕上げた短編(同人誌に発表した事実上の処女作)は、姉弟ネタだった。
その頃、ジョン・ウォーターズの映画とかに触発されたりで、変態で倒錯的なの描いてやれと悪ノリした記憶がある。なので近親相姦の描写まで描いた。
まぁ、神話をベースにしたサイバーパンクものとして描いたから、
悪夢なホラーテイストとしておとしてるんで、別に抵抗は無かった。マジに姉弟ネタは描いてないというかね。

注文がきてた出版社の雑誌が休刊になっちゃったり、漫画以外の仕事もしてみたいとか色々あって、その後漫画描いてない空白期間があって、
でもやっぱりどうにも漫画描くのが小学校からの習慣だったんで、
05年にオリジナル創作の同人誌を一人で作ったりした。
空白期間があったせいか、自分探しの旅っていうワケでもないけど、なにげに自分が本当に描きたいものが客観的に見え始めた。
なんで姉弟ネタを封印していたんだろう?と思った。歳を取ったせいか抵抗もなくなった。
封印していたということは、何かしら自分の中の見てはいけない部分のように思ってたのだろう。見てはいけない部分というのは、むしろ表現すべきトラウマなのかなと思った。
んで描いてみたところ、我ながら会心の出来だった。
会心の出来だったんで、現在その05年姉弟ネタのハードル超えが目標になっちゃってるな。

トラウマなのかどうか分んないけど、妙に引っかかってる古い記憶がある。
まだ私が幼稚園に通う前くらいだと思う。
関東の某市の実家に住んでた頃で、自宅の裏のガレージの高さ2、3メートルくらいの塀の上で私と姉がまたがって、じゃれ合ってた。近くにいた人に危ないよーと言われつつ。
危ないと注意された尻から、二人揃ってコンクリートの地面に転落した。私はかすり傷程度で済んだが姉は母が付き添って1日入院した。
未だ心に引っかかってるのは、初めての母のいない夜を過ごしたということもあるが、
私がかすり傷程度の怪我で済んだのは、姉は私をかばう様にして転落したというのがなんというのか言葉にならない。
姉つっても私より2つ年上。まだまだ当時は幼かったろうに。
姉がかばってくれなかったら、私は頭を打って死んでいた可能性だってある。


大槻ケンヂの「ロッキンホースバレリーナ」のヒロイン、七曲町子はヒジョーに可愛いなぁとつくづく思う。
ふしぎちゃんみたいな少女を描くのが巧いと思う。
大島弓子の漫画を若い頃に愛読してたというのもあるんだろうけど、多分ファンの若い女の子をよく観察していたんだと思う。
少女だけでなく、痛い少年を描くのも巧い。

古屋兎丸も美術教員していたというだけあって、女子高生ネタが多い。

オレには何があるんだろう?とよく考える。
母の実家は静岡県伊東市で、敷地内に温泉が湧いてて混浴だった。
母の実家には4人姉妹の娘が住んでて… とか?(笑

2000年に入って、漫画描いてない空白期間は何やってたかというと、
ちょっとドラァグクィーンというものに憧れてたのもあって、ゲイバーかオカマバーで働いてみたいと思ってたんだけど、
求人が水商売ならホストしかなかった。まぁ、それはそれで面白い仕事だったので結果的に良かったんだけど。
で、その頃若い女の子のゴスロリちゃんの友だちかなりつくって、よくマメに遊んでた(笑
03年にその中の1人が亡くなったのを機に、なんというか面倒になってしまったのか関わるのを止めてしまった。
未だ、ひょっとすると当時友だちだったゴスロリちゃん数名にココのブログ読まれてる可能性もあるんで、あまり変なことも書けないんだけど… ともかくもう連絡は取り合ってない。

昔、漫画家のNさんに言われた通り、可愛い女の子キャラは武器にしようかと思う。
ま、どーせオレ変態でもあるしな。
とにかく、少女というへんないきものを描きたいと思ってる。
可愛いだけでなく、母性的なものを持ってたり、危険な存在であったり、さえなかったり痛かったりグロテスクな側面もあったりするような…
わりと実在人物をモデルにして、淫靡に、自己言及的に…
エロスと死生観を対にしつつ。

漫画を描いてなかった空白期間も無駄じゃなかったと思いたいね。



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