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HN:
sug-u(村田藤吉)
性別:
男性
職業:
医療関係でほぼ雑用
趣味:
無い
自己紹介:
ハワイ生まれ。関東と大阪で育ち、87年〜10年ほど東京で過ごし、現在関西僻地在住。
過去の経歴は謎に包まれた怪人吸血忌男爵。
アシ歴、持ち込み歴、読み切り短編、商業誌に掲載された歴多数。
まぁ誰にも相手にされない、異端なカウンターカルチャー、前衛&アングラ・エログロナンセンス暗黒耽美部門。
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いざ進めよ、いばらの道を。 漫画家「復帰」?「脂肪」?オッサンのボンクラシャンソン日記。 自分ではオルタナないし、アングラ系部門だと言ってますが、あまりこだわらないで行こうかと… 年取ってもまるくなりまへ〜ん!
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「くるぐる使い」が載ったSFマガジンも出てきた!
93年8月号。まだ持ってたんや(笑
更には表紙見てビックリ!!
凄いよオーケン、名前がコードウェイナー・スミスと並んでるじゃん!!


そうだそうだ、この号は確かコードウェイナー・スミスの短編が載ってたんで飛びついて買ったんだっけなぁ。
そして何故未だ処分してなかったかというと、そのSFマガジンに載ったコードウェイナー・スミスの短編は現在でもまだ文庫に収録されてないハズなので。

エヴァンゲリオンの”人類補完計画”ってあったじゃん。
その元ネタになった「人類補完機構シリーズ」を書いてたSF作家。10年代のアメリカ生まれ、本名はアンソニー・ラインバーガー博士。本職は政治学者。
フィリップ・K・ディックより年上だけど、ぜんぜん古めかしい作風じゃないんだよね。
凄い独特で幻想的な世界観を構築した異色の作家。作品数が少ないのが残念でならない。

残念でならないといえば、18日にイギリスのSF作家、J・G・バラードが亡くなりました。
享年78歳。最初にインナースペースSFというものを宣言した作家。凄い前衛で最先端を行ってる作家だった。
映画化されたのはスピルバーグ監督(なんでスピルバーグなのか謎)「太陽の帝国」、デヴィッド・クローネンバーグ監督「クラッシュ」のみ。
「ハイ-ライズ」のクランクアップまで間に合わなかったか。
ディックが「ブレードランナー」に間に合わなかったみたいだ。
「クラッシュ」が公開した時は来日して、映画の出来に満足していると言っていたな。

74年の芥川賞作家の日野啓三が、サンリオSF文庫のディックの短編集のみにあとがき書いてたのも今考えると感慨深い。
ディックも日野啓三も20年代生まれで、バラードがちょうど30年生まれ。
バラードが賛辞をおくってやまなかったビートニク文学のカリスマ、ウィリアム・S・バローズは10年代生まれ。
映画監督ならスタンリー・キューブリックがそのくらいの年代だね。
ついにみんな亡くなってしまった…

どうせならカメオ出演の好きなバローズ、日本のアニメでカメオ声優やってほしかった(笑
あ、途中まで観た「エウレカセブン」、エヴァみたいに海外SFの引用ありやした(笑
私も海外SF引用の前科あります。
「ホムンクルスは畸形羊の夢を見る」というタイトルで1本描いた。
ディックのありがちな引用に見せかけて、コードウェイナー・スミスに引っ掛けている。
「エウレカセブン」はそのものズバリ、ティプトリーという名前のキャラが出てきた。
ん? 聞き違いか?と思ったけど台詞の中にジェイムズ・ティプトリー・Jr.の代表作のタイトルがあったんで間違いないでしょう。ちゃんと女のキャラでした。
ティプトリーはずっと男のフリしてSFを書いてた作家。
私が専門学校1年の頃に亡くなりました。壮絶でエグい内容のSFが多かったけど、死に様も壮絶だった。寝たきりの夫をライフルで撃ってそして自分もという、有る意味ティプトリーらしい… と思った記憶がある。


オーケンのネタからえらいかけ離れきたんで、閑話休題。
オーケンの「くるぐる使い」、ずっと挿絵が思い出せなかったんだが、こんな感じ↓


amazonにまたオーケン本注文しやした。
とりあえず、近所の書店になかったエッセイを3冊。
ちびちびと読んでます。

自分の本棚には小説ではダントツでディックの本が多く並んでて、
ディックに次いで澁澤龍彦が多いんだけど、このままではオーケンの本が追い越しそう(笑
バラードは入手困難だったりで、そんなには持ってないです。
コンディンスノベルとか難解そうだしな…
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その昔、異様に難易度の高いゲームを「怒ってるゲーム」と呼んだ。


メグマゲドンがうちのプレステ2でしかもオレのメモリーカードまで使いやがって「ロマンシングサガ ミンストレルソング」を進めてて、色々分らないことがあるらしく教えてくれとよく尋ねられてる、近頃。

確かに昔、スーファミ版の「ロマサガ」プレイしたけど、昔過ぎて覚えてないっつーの。

で、私もチョーシこいて、どれどれ?とプレステ2の「ロマサガ」をプレイしてみた。
あれ? え? こんなに難しかったっけ?
基本パーティ5人全員のHPが0になったらゲームオーバーなのだが、戦闘後にはパーティのHPが全快するってヌルいなと思ったのは大間違いだった。もっとシビアなことが…
武器の消耗度が設定されていて、0になると使えなくなってしまう。消耗度は宿屋に泊まった時などに修理回復してもらえるのだが。
更には各キャラにはLPという数値が設定されている。HPが0になったり、なんか高度な魔法を使ったりすると減ってゆくのだ。ちなみにアイシャというキャラはLP10しかない。

LPが0になると、いわゆる「ロスト」してしまうらしい…
昔の「ウィザードリィ」でお馴染みの「ロスト」だ。「ウィザードリィ」は死んだキャラを生返そうとして、復活の儀式で失敗して灰になってしまったり、トラップのテレポートでダンジョンの壁にめり込んでロストしてしまったりということがあったよーな記憶がある。何分大昔のハナシなので記憶違いがあったら失礼。
今時、キャラが完全に消失してしまうロープレがあったとは!

で、「ロマサガ」はフリーシナリオシステムで、全てのイベント観ようと思ったらかなり難しい。1周目じゃまず無理。
イベントランクというのが設定されていて、イベントランクが高くなると消滅してしまうイベントも少なくない。
こりゃあ、攻略本首っ引きになってても難しいな。
しかも私は、毎回「ファミ通の攻略本」と決めてるのだが、そこはスクエアのゲームなので、
攻略本がアルティマニアというやつなのだ。
すんげー不親切で分り難いぞ! 魔法の盾とか壁の効果がイマイチ分らん。私自身、アルティマニアというのを初めて使ったせいもあるかもだけど。

なんか、敷居が高いと言われてるロープレ「真・女神転生シリーズ」って、実はかなり分り易いシステムだったんじゃ?と思った。
難易度はさておき、まだ「デジタルデビル物語 女神転生」の方が遥かにシステムがのみ込み易くシンプルだよ。初代ファミコンのゲームだから当たり前か。

「ロマサガ」は戦闘でモンスター倒す度(正確には、戦闘後に街や村に戻った時点で)、イベントランクが上昇するのだから、戦闘を重ねてパーティの強化もびくびくしながらだ。
ひとつのダンジョンをクリアするのにも、武器は消耗寸前、LPはもう直ぐ0に!(特にアイシャ)という、ホント毎回パーティぼろぼろ状態にまで追い込まれる。
金とキャラの各スキルのレベルを上げるジュエルというのがあんまり手に入らないし。

で、フツーにプレイしたら「皇帝の奇病」(イベントランク13になると消滅する)というイベントのミニオン・ワイルという中ボス戦で最初につまると思う。
ずっと500前後程度のHPの敵を相手してたのに、ミニオン・ワイルのHPは7000くらいあるのだ。
しかも1ターンに2回魔法で攻撃してくる。その魔法をくらったキャラは確実にHP0に。しょぼいHP回復方法しかないし…
2回戦ってもまったく歯が立たなかったから、くやしくて、3回目でなんとか倒した。
その後も「魔の島」(イベントランク18で消滅)というイベントの中ボスもツライ。倒すまで5回以上はパーティ全滅したな。

攻略本見て完全クリアを目指そうとするから難しいというのもあるとは思う。
攻略本見ないでのほほんとプレイした方がいいのかも。特に使用キャラ8人全員でクリアしたいと思ってる人は。
でも、やっぱしシステム自体がややこし過ぎる。
例えばさぁ、入手した鉱物で武器や防具のカスタムとか、薬草の調合とかいらなくないか?


↑赤い髪のキャラがLP10アイシャ。薄命の乙女、スグシニハニー。弓の技と回復魔法には助けられてる。

色々、難易度の高いロープレを制覇してきたつもりだったが…
「ドラクエシリーズ」ならだいたいレベル99までやり込むし、
「真・女神転生シリーズ」のプレステ2ソフト「3ノクターン」と「3ノクターンマニアクス」合わせて全エンディング観たし、「マニアクス」はHARDモードでクリアもしてる。
「ペルソナ3」の最強の隠しボスも倒した。
スーファミなら「タクティクスオウガ」の隠しダンジョンが難易度高くて想い出深い。途中セーブが出来なかったけど、根性でクリアしたなぁ(プレステ版はインチキ可)。
とまぁ、オレはロープレやり込み男と思っていたが、まだまだ詰めが甘かったということなのか!
確かに「ペルソナ3」は全コミュMAXには出来なかったな… 「ペルソナ4」は余裕だったけど。
プレステ2版「ドラクエ5」も最後のすごろく場がクリアできん…


ペルソナ3でつくってみたレベル86のジャックフロスト。99まで育てようと思ったが、この直後「ペルソナ3FES」が出たんで放置。それでも異様に強いっス。わざと火炎に弱くしてる点が萌えポイント(笑

「ロマサガ」、時間があったらちゃんとプレイしたいところだ。世界観とかシナリオがイマイチでシステムも変にややこしいのだが、面白いなーと思うところもある。好きな人はハマると思う。
後、スクエアのロープレで面白かったのは(プレイしたタイトル自体少ないけど)、
「聖剣伝説3」。シナリオはイマイチだがシステムが良かった。
一番面白かったのは「クロノトリガー」だな。また機会が有ればやりてぇ。

で、今月末ついにPSP版「女神異聞録ペルソナ」が発売してしまう。
どうしよ? 買ったら完全に漫画作業の障害になってしまうな。高橋名人みたいにゲームは1日1時間!と決めててもダメだろうか…


↑やはり、セーブポイントが増えてるようだ(笑 ラストダンジョン、セーブポイントが無くてやたらと長かったせいか、ラストダンジョンで挫折する人も少なくなかった。ロンダルキアの洞窟のごとし(笑

実はプレステ版「女神異聞録」は裏シナリオの雪の女王編でエンブロシア最大数ゲットしたはいいが、パーティメンバーのレベルが低過ぎて敵が強く、先に進めないままで放置していた。
やっぱし、オレは詰めが甘いんだな… 

東京に住んでた時代に最初に付き合ってたのは、ひとつ年下のトランスギャル(80年代のバンギャと思って差し支えないだろう)だったY子さんだ。
付き合い始めてから直ぐ同棲した。

耽美嗜好のトランスギャルでかつ、町田町蔵(現・町田康)や筋肉少女帯のライヴにも行ってしまうような人だったが、
当時私が聴いてた、P-MODELとカーネーションにも見事にハマった。
なので別れた時、P-MODELと平沢進ソロ、カーネーションの音源とライヴビデオは、全部持っていかれてしまった(泣
デレク・ジャーマンのビデオも澁澤龍彦の本や夜想なども…
割礼のCDも一部…

似た者同士が同棲すると別れた時がやっかいである。
同棲してる方々は自分が大切だと思ってる物は彼氏彼女用の2セット買っておくべしという教訓だな。
別れた後、「あなたが探してたモノ、中古屋で見付けたよ」とタイツの廃盤CDを送ってきてくれるという珍しいこともあったけど。

同棲してると録画したビデオなんかもどっちのだか分らなくなりがちで、
ここんところ、大掃除を少しずつ続けてるのだが、
コレはオレのビデオテープか?というのが出てきて、再生してみると、案の定なんかよく分んないテレビ番組が録画されていた。
「山本リンダ、再ブーム!!」みたいなのが延々録画されている。
やはりY子さんが録画したビデオテープだったと確定したが、
80年代バンギャにも相当ボンクラな側面があって、そんなボンクラゆえの哀愁を感じずにはおれない。山本リンダって…

で、延々早送りを繰り返してると、今度はうじきつよし司会の音楽番組がまるまる録画されていた。
「ゲストは筋肉少女帯のみなさんと、その後に平沢進さんとヤプーズの戸川純さんのインタビューなんたら」
最近オーケンにハマってる私はやったぜ!!と力強く拳を握り、Y子さんに思わず感謝せずにはいられない(笑
筋少はその番組で3曲歌った。「断罪!断罪!また断罪!!」リリースの頃だ。91年頃かな? オーケン若い…
そして、エディがいないと正直聴くのがちとしんどいっス。

その後、今度はサエキけんぞう司会で平沢進と戸川純にインタビューみたいなのが始まった。
サエキけんぞう「…なんか奇人変人勢揃いみたいですね」といきなり失礼なこと言うのだが、当時としてもテレビ番組でその3人が顔を合わせるって奇跡に近いようなことだったんじゃないかな。
サエキ氏が早速、ファンのツボをついた質問を平沢氏に投げかける。
「伝説になってますよね。P−MODELがXTC来日時に前座って」
だが、平沢氏的にはヴァンヘイレンの前座を演った時の方が面白かったそうだ。
なんか、想像出来ん世界だな。ハードロックだぜ!イエイ!的予定調和なヴァンヘイレンのファンはかなり引いただろ(笑
ヤプーズは「ダイヤルYを廻せ」、平沢進は「ヴァーチュアルラビット」をリリースした頃だ。
戸川純が兎に角、カワイイ(*´Д`*)

あと宝島のビデオ「VOS」を1本だけ持ってた筈。ひょっとしたらソレにも筋少入ってるんじゃ?と思い探してみた。
そのビデオはP-MODELのAVライヴ「三界の人体地図」(「人体地図」じゃなくて「身体地図」だったか?)の「サイボーグ」が一曲まるっと収録されていたんで買ったんだっけな。
「三界の〜」自体持ってたんだが、またしてもYさんに…(オレが新宿紀伊国屋で発見して買ったのに…)
で、発掘したそのビデオ観たら入ってましたよ筋少! 「釈迦」のPVだった。
墓場でオーケンが「悪魔のいけにえ」のオマージュしてるみたいな内容。

オッサンになると発掘作業がなかなか楽しかったりするが、悲しいこともあったり。
ボ・ガンボスの紙ジャケのライヴビデオが出てこないんだが、引っ越しのどさくさで無くしてしまったのだろうか…
あれ? ニューエストモデルとメスカリンドライブのライヴビデオも持ってた筈。どこに???
XTCの海賊版ビデオはまだあった。確か新宿のうさん臭いビルで買った記憶が。

にしてもY子さんに持っていかれてしまったモノでは、ナゴムのライヴビデオで、
空手バカボンでオーケンがケラにガムテームでぐるぐる巻かれてしまうやつ、木魚、カーネーションなどが入ってるというものがあって、ソレをもう一度観たいのだよ。


昔、モグラネグラという音楽番組があって、関東地方だけだっけな?
木曜モグラネグラ音楽参考書は司会が鈴木慶一だったんで、ビデオテープ2本分に及ぶ録画を繰り返していた。
そんなビデオまで発掘され、我ながらアホだーと思った。録画してから一回も観てないし、だいたい観るのかよ?(笑
87年に放映していた「AVガーデン」という細野晴臣といとうせいこうだったか、サエキけんぞうだったかが司会してた深夜番組も録画していたが、
「AVガーデン」は何度か観たりしてきたものの、木曜モグラネグラって…
別の曜日にはオーケンが司会してたような気がするので、今となってはそっちを録画しておくべきだったんじゃ?と思う。
捨てちゃってもいいかなと思いつつ、ちょっと観てみた。
ゲストがみうらじゅんで特集バカレコードだった。

オレ、オーケンに次いでみうらじゅんワールドにもハマちゃうかも?と思った…

マクドが全席禁煙になった。と思ったらなってない店舗もあった。
私の場合マクドでネームすることはあまりないんでどうでもいいんだけど、
近所のファミレスだけは全席禁煙になるとリンダ困っちゃうわ。

ニコラスはげケイジ主演「NEXT」観た。最後まで律儀に観た自分がなかなかイヤになった。
貴重な時間を無駄にしてしまった。ラストシーンにNEXTって出たら許してやらんこともないと思ったが(笑 まぁニコラスはげが「マトリックス」のキアヌみたいなアクションしてるところはゲラゲラ笑ったけど。
原作と全然違うんだよなー。原作P・K・ディックの意味ないやん。詐欺だよ。まだ「ターミネーター」に原作ディックのクレジット付いてる方が納得出来るってもんだ。ジェイムズ・キャメロンは好きじゃないが。
ディック原作で面白い映画は「ブレードランナー」、「バルジョーでいこう!」、「スクリーマーズ」くらいなもんか。
「トータルリコール」はサービス過剰なバカ映画でなかなかニヤリとしてしまうシーンもあるんだが、バカ過ぎて、ディック=バカという認識が一般化してもらっても困る。まぁ、バカなところはバカだけど。ディックはそういうところがカワイイというのもあるんだけどね。
「マイノリティリポート」はバカというよりドリフだ。プレコグ三人衆と玉がコロコロ転がる装置はいいと思うが。
「スキャナーダークリー」は原作が好き過ぎて、未だ怖くて観れない。期待はしないようにしてる。
原作も「暗闇のスキャナー」から翻訳家が変ってしまったんで、変ってしまったバージョンが気になるところ。
ついでにサンリオSF文庫の「銀河の壺直し」も翻訳家変えて欲しい。宗教オカルト方面に強い翻訳家じゃないとダメなんじゃ? 大瀧啓裕さんでいっちょ頼みたいところだ。
大瀧さんのエヴァンゲリオンの本、エヴァの深読み過ぎっぷりに笑った。
翻訳家変えて欲しいと言い出したらキリがないけど。バリントン・J・ベイリーの「時間帝国のほにゃらら」もぐちゃぐちゃだ。廃刊になってるところをその本を刊行した出版社の編集さんに頂いて読んでみたんだけど、正直、翻訳家交代で他の出版社からの刊行を望む。
サンリオは結局、トム・リーミィの短編集「サンティエゴ・ライト・フット・スー」だけが手に入らなくて、他の出版社から刊行されそうな気がすると思えど…
そういや、トム・リーミィの原作をコミカライズした少女マンガ家もいたっけな。

あああ、「NEXT」からついこんな話に… カテゴリ「本」にせなあかんやん。
ともかくディック原作ならば、アメリカンニューシネマっぽく鬱屈したような感じのも観てみたいなぁ、ということで。

あ、ヘンテコな映画のネタをひとつ思い出した。
フランス映画だから少しマイナーかもだが、監督はアニエス・ヴァルダなのでそれなりに有名の筈。主演もジェーン・バーキンとその娘シャルロット・ゲーンズブールが親子で出てるので沢山観てる人がいるんじゃないか… と思う。
「カンフーマスター」
私は15年くらい前にビデオで観た。
「カンフーマスター」というファミコン時代にあったようなチープな横スクロールのアクションゲームに夢中になってるゲーマーの小学校5、6年の少年とジェーン・バーキンの禁断の恋を描いたような内容だったと思う。もうずいぶん昔なんで記憶違いがあったら失礼。
確かシャルロットはそのゲーマー少年と同級生という設定だったと思う。『私のママが同級生のゲーマー君と!』みたいな感じ?
禁断の恋のはずなんだけど、背徳感みたいなもんは無かったと記憶する。
流石フランスなんでもありだな。

そんな設定もさることながら、ん?と思ったのは、ゲーマー少年がジェーンママとデートの中で、何やらカードゲームらしきもののことを熱く語っている。
そこで私は気が付いた。それってテーブルトークRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のことでは? 翻訳家が「D&D」を知らないもんでその部分の翻訳がなんだかヘンテコなのだ。いいのかそんな翻訳で?

そして、少年がゲーセンで夢中になってるアクションゲームは、よく見りゃ我々にはお馴染みの「スパルタンX」じゃないか!
ジャッキー・チェンの映画をゲーム化した「スパルタンX」は、フランスに輸出され向こうでは何故かタイトルが「カンフーマスター」変えられてた。
監督のアニエス・ヴァルダは分っているのだろうか?
まぁフランス人、器もでかそうだから、そういう勘違いも含めてトレビヤ〜ンなどと言ってそうな気がする。


「エウレカセブン」も7本目まで借りて、ようやく5本目まで観た。なんかちょっとダレてきた。確かに新しい要素もあるんだけど、どうもエヴァを連想してしまう。もう観るのやんぴしてもええかな?
最近では「天元突破グレンラガン」を超えるようなロボットアニメはそうそうないんだろうけど… アニメ自体あんまり観てないからなんともいえんが。

てか、DVD観てる暇があったらオーケンの本が読みたい。なんかオレ重症だね…
月に2、3冊程度にしておくとか決めておかないと、漫画作業の時間削ってしまうことになってしまうから気を付けねばな。
なんかオーケンエッセイでは過去のものばかり読んでるなぁ。次は、わりと最新のエッセイだと思われる「人として軸がブレている」辺りを読みたい。


杉作J太郎さん、アックス読んだら未だにコラムでエヴァンゲリオンのこと書いてたので笑ってしまった。杉作さん、エヴァンゲリオンがブレイクした頃、96年くらいか、その頃から延々とコラムのネタがエヴァンゲリオンのことばっかりである(笑
私は可笑しくて可笑しくてしょうないよ、マッタク!
月刊漫画ガロに劇場エヴァを観に行ったレポを漫画で描いてたりもした。あんなアングラな漫画誌にアニメ観に行ったレポを描くというのも凄い話だ。

でも、今の私はなんだか杉作さんと同じような状態だ。気が付けば私はココでオーケンのことばかり書いている。
杉作さんにとっての綾波レイ。
それが私にとってはオーケンという感じで。
自分でもなんでこんなにオーケンワールドにドッカーンとハマちゃってるのか分らない。
これほどにもオーケンにハマるなんて思ってもみなかったよ。

こんなにハマるんだったら、昔からオーケンのファンでいれば良かったと思う。
折角私はリアル筋少世代なのに。

オーケンワールドにハマりながらも、私の邦楽の本命は筋少ではなくやっぱしメトロファルスである。それだけは一生変らないと思う。
実は初めてメトロファルスを聴いたタイミングと、初めて筋少を聴いたタイミングはほぼ同時であった。
ナゴムじゃなくてキャプテンレコードのコンピだったかな、ケラが描いたジャケの「子どもたちのCITY」にメトロファルスも筋少も収録されていたのである。
高校生の頃、子どもたちのCITYのツアーにも行った。それが私が初めて行ったライヴだったと記憶する。
人生、グレイトリッチーズ、ミン&クリナメンは観れて感激したんだけど、メトロと筋少は観れなかった。


綾波レイのオリジナルヴォイスは林原めぐみではなかった。

大槻ケンヂのウィキペディアをふと検索して見てみたら、「綾波レイの元ネタは筋少」みたいなことを書いてあった。

まぁ、貞本氏が綾波レイのデザインを起こすおり、筋少の「福耳の子供」でボソボソと喋る女の子の声を聴いてモチーフにしたというのは有名な話?だと思う。
(私はそのことを語ってる貞本氏のインタビューの載った本を持ってるので、後でキッチリ調べておこう。今、部屋大掃除中)
筋少の曲に出て来る包帯を巻いた女の子がどうのとも言ってたような気もする。

時代から考えて、「仏陀L」の「福耳の子供」の筈で、ボソボソと喋ってるのは、
D-DAYのヴォーカル川喜多美子だ。今考えるとインディーズのアイドル的な側面もあったような気もする。まるでアイドルを応援するかのようなキモいファンがD-DAYのライヴに現れるという話を聞いたことがある。
残念ながらD-DAYの最高傑作と言われてたアルバムは復刻していたのだが、ごく最近廃盤になってしまった。
だが私の川喜多美子ヴォーカルのフェイバリットナンバーはD-DAYの曲じゃなかったりする。
この↓アルバムに収録されてる「エスニカンドリーム」という曲だ。


「SHI-TA-I!!」HOT MENUS-TEIYU CONNECTION'87
じゃがたらのテイユーさんが自らのそうそうたる人脈を集めてつくったアルバム。
キャプテンレコードリリース。CD版もあるが廃盤。
私はメトロファルスのヨタロウ氏も参加してるので買ったんだが、参加ミュージサンの凄さにびびった。
例えば「エスニカンドリーム」にても、川喜多美子とカトラトゥラーナの広池氏とのツインボーカルで筋少のエディも参加している。凄い夢のようなコラボだ!
オーケンのクレジットがまだ大槻モヨコになってるのだが、オーケン作詞の曲まであるといった具合。

ボソボソと喋る川喜多美子の声をイメージして、綾波レイ… なるほど、なんとなく分る話だと思った。

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