杉作J太郎さん、アックス読んだら未だにコラムでエヴァンゲリオンのこと書いてたので笑ってしまった。杉作さん、エヴァンゲリオンがブレイクした頃、96年くらいか、その頃から延々とコラムのネタがエヴァンゲリオンのことばっかりである(笑
私は可笑しくて可笑しくてしょうないよ、マッタク!
月刊漫画ガロに劇場エヴァを観に行ったレポを漫画で描いてたりもした。あんなアングラな漫画誌にアニメ観に行ったレポを描くというのも凄い話だ。
でも、今の私はなんだか杉作さんと同じような状態だ。気が付けば私はココでオーケンのことばかり書いている。
杉作さんにとっての綾波レイ。
それが私にとってはオーケンという感じで。
自分でもなんでこんなにオーケンワールドにドッカーンとハマちゃってるのか分らない。
これほどにもオーケンにハマるなんて思ってもみなかったよ。
こんなにハマるんだったら、昔からオーケンのファンでいれば良かったと思う。
折角私はリアル筋少世代なのに。
オーケンワールドにハマりながらも、私の邦楽の本命は筋少ではなくやっぱしメトロファルスである。それだけは一生変らないと思う。
実は初めてメトロファルスを聴いたタイミングと、初めて筋少を聴いたタイミングはほぼ同時であった。
ナゴムじゃなくてキャプテンレコードのコンピだったかな、ケラが描いたジャケの「子どもたちのCITY」にメトロファルスも筋少も収録されていたのである。
高校生の頃、子どもたちのCITYのツアーにも行った。それが私が初めて行ったライヴだったと記憶する。
人生、グレイトリッチーズ、ミン&クリナメンは観れて感激したんだけど、メトロと筋少は観れなかった。
綾波レイのオリジナルヴォイスは林原めぐみではなかった。
大槻ケンヂのウィキペディアをふと検索して見てみたら、「綾波レイの元ネタは筋少」みたいなことを書いてあった。
まぁ、貞本氏が綾波レイのデザインを起こすおり、筋少の「福耳の子供」でボソボソと喋る女の子の声を聴いてモチーフにしたというのは有名な話?だと思う。
(私はそのことを語ってる貞本氏のインタビューの載った本を持ってるので、後でキッチリ調べておこう。今、部屋大掃除中)
筋少の曲に出て来る包帯を巻いた女の子がどうのとも言ってたような気もする。
時代から考えて、「仏陀L」の「福耳の子供」の筈で、ボソボソと喋ってるのは、
D-DAYのヴォーカル川喜多美子だ。今考えるとインディーズのアイドル的な側面もあったような気もする。まるでアイドルを応援するかのようなキモいファンがD-DAYのライヴに現れるという話を聞いたことがある。
残念ながらD-DAYの最高傑作と言われてたアルバムは復刻していたのだが、ごく最近廃盤になってしまった。
だが私の川喜多美子ヴォーカルのフェイバリットナンバーはD-DAYの曲じゃなかったりする。
この↓アルバムに収録されてる「エスニカンドリーム」という曲だ。

「SHI-TA-I!!」HOT MENUS-TEIYU CONNECTION'87
じゃがたらのテイユーさんが自らのそうそうたる人脈を集めてつくったアルバム。
キャプテンレコードリリース。CD版もあるが廃盤。
私はメトロファルスのヨタロウ氏も参加してるので買ったんだが、参加ミュージサンの凄さにびびった。
例えば「エスニカンドリーム」にても、川喜多美子とカトラトゥラーナの広池氏とのツインボーカルで筋少のエディも参加している。凄い夢のようなコラボだ!
オーケンのクレジットがまだ大槻モヨコになってるのだが、オーケン作詞の曲まであるといった具合。
ボソボソと喋る川喜多美子の声をイメージして、綾波レイ… なるほど、なんとなく分る話だと思った。
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