忍者ブログ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[07/17 Uたろ]
[07/16 薫]
[07/16 Uたろ]
[07/16 薫]
[06/16 Uたろ]
最新TB
プロフィール
HN:
sug-u(村田藤吉)
性別:
男性
職業:
医療関係でほぼ雑用
趣味:
無い
自己紹介:
ハワイ生まれ。関東と大阪で育ち、87年〜10年ほど東京で過ごし、現在関西僻地在住。
過去の経歴は謎に包まれた怪人吸血忌男爵。
アシ歴、持ち込み歴、読み切り短編、商業誌に掲載された歴多数。
まぁ誰にも相手にされない、異端なカウンターカルチャー、前衛&アングラ・エログロナンセンス暗黒耽美部門。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
* Admin * Write * Comment *

*忍者ブログ*[PR]
*
いざ進めよ、いばらの道を。 漫画家「復帰」?「脂肪」?オッサンのボンクラシャンソン日記。 自分ではオルタナないし、アングラ系部門だと言ってますが、あまりこだわらないで行こうかと… 年取ってもまるくなりまへ〜ん!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「ダヴィンチコード」、原作は機会があれば読んでみようかと思ってたんだが、映画版は特に観る気もなかった。
が、地上波でやってたんで観始めたら最後まで観てしまった。オドレイ・トトゥとイアン・マッケランが出てるって知らなかったもんで。
正直、なんで無神論者の国、日本でヒットしてるのかよく分んないっス。
私は洗礼受けてるのでクリスチャンということにはなるんで(もう教会行ってないけど)、題材的に興味はあるんだけどね。
ハッキリ云って、映画としては駄作だろ、と思った。ドラマ性がまるっきし皆無。なんか世界不思議発見でも観てるような感覚。
オドレイ・トトゥもイアン・マッケランもつまんないキャラを演じてる。
しかもオドレイ・トトゥの吹き替えの声優が林原めぐみとちゃうやんかー!
世界不思議発見的、名所巡り&謎解きと、カトリックに喧嘩売るような内容なのがウケたのかな。プロテスタントなら怒らずにスルーしてると思うが。
オレ的にはもっとギャグにすれば良かったんじゃないかと本気で思う。トム・ハンクス、ラストで逆ギレとか(笑
シラスというキャラもなんか笑ってしまうんだけど。ちょっと「ブレードランナー」のルトガー・ハウワーっぽいのは、わざとか?
シラスは電気イエスの夢を見るか?って感じ(笑
仮にもクリスチャンの私ではあるが、そのような発言してもいいのか? まぁいいだろう。オレは懐疑主義で合理主義の人間だから信仰なんて無理だ。
昔、教会へ通ってたのは単にキリスト教史を学びたかったからに過ぎないんだと思う。 
オドレイ・トトゥは大抜擢だなと思う。ジャン・ピエール・ジュネに磨かれた女優である。
だからして、ジュネの卓越したセンスがなかったらオドレイ・トトゥの大抜擢もなかったんだらう。
吹き替えじゃなかったら英語とフランス語が入り交じるんだと思うんだけど、どうせなら字幕で観たかった。どーせ、林原めぐみじゃないんだし。

最近はゲームやったり、バカ映画観ることが多いんで、
フェリーニの「道」とルイ・マルの「好奇心」観てて良かった。なかなか心が洗われる2本だ。ルイ・マルなら「ルシアンの青春」の方が好きなんだけど。
「好奇心」は割と軽いタッチで思春期のブルジョア家庭の少年を描いている。そんで音楽がチャリー・パーカーというのもナイスというか粋。
50年代フランスのブルジョア家庭の子供ってフツーにボリス・ヴィアン読んだり、ジャズに傾倒したり政治をかじってみたりしててマセてるよ。自分も若い頃無理に背伸びしようとしてた世代なので、ナマイキさには共感出来てちょっとうるっとなるなぁ。
主人公の少年の友人にはユイスマンス読んだりしてる子までいたり。
ふと不思議に思ったのは、フランスのカトリックって文学を認めてるの? フランスという国柄だからか?
フェリーニの「道」はやっぱり泣く。オレ、映画とかでそうそう泣くことって無いんだけど、それでも泣くよな。

クドカン脚本の「鈍獣」、昔の舞台まで観た人がつまんないと言ったんで、観る気なくなる。オレも監督が新人というのがイマイチ不安材料だったし。
大阪は「インスタント沼」が思ってたより早く今月23日から公開なので、やっぱしそっちを観に行こうと思う。またテアトル梅田か? 今年2回行ってるけど道に迷うんだよなぁ、あそこ…

ああ、折角心が洗われる2本を観たというのにまたバカになってしまう。
バカといえば、井口昇監督の次回作は「ロボ芸者」というタイトルで(もうなんか内容が想像出来る…)、松尾スズキも出演するらしい。楽しみである。


井口昇監督。↑この画像でお解りのように鬼才です。

ちなみにまた「コードギアスR2」の続き借りに行ったが貸し出し中だった… それもバカだな。

PR
TSUTAYAへ「コードギアス」の続き借りに行ってみたのだが、貸し出し中だったorz
折角、半額やってたんで何か借りとけっつー感じで、
フェリーニの「道」と、なんとなくヌーベルバーグ系が観たいなー気分だったんで(どんな気分やねん!)、ルイ・マルの「好奇心」を借りる。
両方共、既に何度か観た作品だが。
何も考えずテキトーにその二本をチョイスしたのだが、イタリア映画とフランス映画なんだけど、よく考えれば実は接点があるんだが分りますかな?
フェリーニとルイ・マルはとあるオムニバス映画に参加してたりする。
ポーの小説をそれぞれの監督(あとロジェ・ヴァデムも)が映画化を試みるという企画の「世にも怪奇な物語」という映画があった。
私的にはフェリーニの作品が一番面白いだろうと思いつつ観たら、意外にロジェ・ヴァデムとルイ・マルの作品の方が印象に残り、フェリーニの作品は印象に残らなかった。
その発言はのちにホラー映画ファン失格発言だと知った。
ホラーマニアは「世にも怪奇な物語」のフェリーニ作品を大絶賛する人が多いのである。なにか凹んでしまった… 感受性が鈍いんだな、オレは…
私は今更ながら、もっとホラーについて勉強しなければなるめぇ。

あとTSUTAYAには、「ダイヤリーオブザデッド」と「東京残酷警察」、それと石井聰亙の「サンダーロード」が出てたがいずれも新作でガックシ…
以前の記事で大ウソを書いてしまったんで訂正しておくと、「東京残酷警察」は監督が井口昇じゃなかった。なんか勘違いしてました。すんません。なんかちょっとガッカリ…

また園子温監督、栗山千明主演(大杉蓮もイイ味出してる)「エクステ」借りて癒されたかったが、もうDVD買ってもいいかと思って借りなかった。
でも、「エクステ」というか園子温の映画で癒されるオレって(笑

マクドが全席禁煙になった。と思ったらなってない店舗もあった。
私の場合マクドでネームすることはあまりないんでどうでもいいんだけど、
近所のファミレスだけは全席禁煙になるとリンダ困っちゃうわ。

ニコラスはげケイジ主演「NEXT」観た。最後まで律儀に観た自分がなかなかイヤになった。
貴重な時間を無駄にしてしまった。ラストシーンにNEXTって出たら許してやらんこともないと思ったが(笑 まぁニコラスはげが「マトリックス」のキアヌみたいなアクションしてるところはゲラゲラ笑ったけど。
原作と全然違うんだよなー。原作P・K・ディックの意味ないやん。詐欺だよ。まだ「ターミネーター」に原作ディックのクレジット付いてる方が納得出来るってもんだ。ジェイムズ・キャメロンは好きじゃないが。
ディック原作で面白い映画は「ブレードランナー」、「バルジョーでいこう!」、「スクリーマーズ」くらいなもんか。
「トータルリコール」はサービス過剰なバカ映画でなかなかニヤリとしてしまうシーンもあるんだが、バカ過ぎて、ディック=バカという認識が一般化してもらっても困る。まぁ、バカなところはバカだけど。ディックはそういうところがカワイイというのもあるんだけどね。
「マイノリティリポート」はバカというよりドリフだ。プレコグ三人衆と玉がコロコロ転がる装置はいいと思うが。
「スキャナーダークリー」は原作が好き過ぎて、未だ怖くて観れない。期待はしないようにしてる。
原作も「暗闇のスキャナー」から翻訳家が変ってしまったんで、変ってしまったバージョンが気になるところ。
ついでにサンリオSF文庫の「銀河の壺直し」も翻訳家変えて欲しい。宗教オカルト方面に強い翻訳家じゃないとダメなんじゃ? 大瀧啓裕さんでいっちょ頼みたいところだ。
大瀧さんのエヴァンゲリオンの本、エヴァの深読み過ぎっぷりに笑った。
翻訳家変えて欲しいと言い出したらキリがないけど。バリントン・J・ベイリーの「時間帝国のほにゃらら」もぐちゃぐちゃだ。廃刊になってるところをその本を刊行した出版社の編集さんに頂いて読んでみたんだけど、正直、翻訳家交代で他の出版社からの刊行を望む。
サンリオは結局、トム・リーミィの短編集「サンティエゴ・ライト・フット・スー」だけが手に入らなくて、他の出版社から刊行されそうな気がすると思えど…
そういや、トム・リーミィの原作をコミカライズした少女マンガ家もいたっけな。

あああ、「NEXT」からついこんな話に… カテゴリ「本」にせなあかんやん。
ともかくディック原作ならば、アメリカンニューシネマっぽく鬱屈したような感じのも観てみたいなぁ、ということで。

あ、ヘンテコな映画のネタをひとつ思い出した。
フランス映画だから少しマイナーかもだが、監督はアニエス・ヴァルダなのでそれなりに有名の筈。主演もジェーン・バーキンとその娘シャルロット・ゲーンズブールが親子で出てるので沢山観てる人がいるんじゃないか… と思う。
「カンフーマスター」
私は15年くらい前にビデオで観た。
「カンフーマスター」というファミコン時代にあったようなチープな横スクロールのアクションゲームに夢中になってるゲーマーの小学校5、6年の少年とジェーン・バーキンの禁断の恋を描いたような内容だったと思う。もうずいぶん昔なんで記憶違いがあったら失礼。
確かシャルロットはそのゲーマー少年と同級生という設定だったと思う。『私のママが同級生のゲーマー君と!』みたいな感じ?
禁断の恋のはずなんだけど、背徳感みたいなもんは無かったと記憶する。
流石フランスなんでもありだな。

そんな設定もさることながら、ん?と思ったのは、ゲーマー少年がジェーンママとデートの中で、何やらカードゲームらしきもののことを熱く語っている。
そこで私は気が付いた。それってテーブルトークRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のことでは? 翻訳家が「D&D」を知らないもんでその部分の翻訳がなんだかヘンテコなのだ。いいのかそんな翻訳で?

そして、少年がゲーセンで夢中になってるアクションゲームは、よく見りゃ我々にはお馴染みの「スパルタンX」じゃないか!
ジャッキー・チェンの映画をゲーム化した「スパルタンX」は、フランスに輸出され向こうでは何故かタイトルが「カンフーマスター」変えられてた。
監督のアニエス・ヴァルダは分っているのだろうか?
まぁフランス人、器もでかそうだから、そういう勘違いも含めてトレビヤ〜ンなどと言ってそうな気がする。


「エウレカセブン」も7本目まで借りて、ようやく5本目まで観た。なんかちょっとダレてきた。確かに新しい要素もあるんだけど、どうもエヴァを連想してしまう。もう観るのやんぴしてもええかな?
最近では「天元突破グレンラガン」を超えるようなロボットアニメはそうそうないんだろうけど… アニメ自体あんまり観てないからなんともいえんが。

てか、DVD観てる暇があったらオーケンの本が読みたい。なんかオレ重症だね…
月に2、3冊程度にしておくとか決めておかないと、漫画作業の時間削ってしまうことになってしまうから気を付けねばな。
なんかオーケンエッセイでは過去のものばかり読んでるなぁ。次は、わりと最新のエッセイだと思われる「人として軸がブレている」辺りを読みたい。


すっかり歳を取ってしまったせいなのか?
ハゲを気にしてるせいなのか?
そんでもって安月給なので金もない…

白状すると、漫画作業が止まっちゃってる。
5本ネームやったみたはいいが、どれを描いたらいいのか分らず煮詰まってて…
バカバカしいことで悩んでる。全く悩んでる時間が勿体ない。
自分が初めて投稿した24歳の時も、2本ネーム描いてどっち描けばいいのか分らないという状態に陥って延々と悩んでたなぁ。
(あの頃は結局、良い結果となったけど。若かったからパワーあったんかな?)
私はちっとも成長しとらんorz
毎回気負い過ぎというのが私の悪癖で、、、別に結果が良くなくてもいいじゃん。先に進まねばな。
あと自己管理が下手だというのも致命的だなぁ。

とりあえず欲しいゲームはまだなんとか買わずに我慢してる。
PC立ち上げるたび、Amazonの購入ボタンをポチっとしそうになってコワイ…
ゲームはいったんハマってしまうとなかなか抜け出せなくなってしまう恐ろしいものだからなぁ。
なので、娯楽が漫画のネームの直し作業とか絵の練習も兼ねたラクガキ。
そんで本かDVDくらいしか無い。
最近、酒も控えている。

DVDも返却してはまたレンタルしてのループ状態。10年くらい前辺り映画観る元気さえ無くなっていた時期があったが、なんとか回復してきてるようだ。
と云っても、私はすっかり歳を取った。10代の頃ほど夢中ではないと思う。
でも先日観たクローネンバーグの「イースタンプロミス」は、10代の頃観た「タクシードライバー」に近いくらいのインパクトはあったんじゃあないかと思う。
クローネンバーグ作品すっかりチェックしなくなってしまったので、DVDで観るはめになってしまったのだけれど…

なんか火星に行く映画ってあったよなと思いつつ、TSUTAYAで物色してたら、ああこれかと「ミッション・トゥ・マーズ」。監督がデ・パルマなのでビックリ。ホントどんだけ映画をチェックしなくなってんねん、オレ!と呆れた。
やはり、デ・パルマだけあってカメラワークに酔う。NASA協力ということなんで、てっきりリアルに人類が火星に行くだけかと思ったら、終盤スタートレックかよ!と突っ込みたくなるようなNASAの協力ぶち壊しな展開をどう受け止めていいやら(笑 嫌いじゃないんだけどね。
タランティーノでも観ておくかと「ジャッキー・ブラウン」。180分って長いよ!(笑 
「天元突破グレンラガン」観てから、すっかり長編アニメを観るのが快感になってしまって、「コードギアス」のR2の5本目まで観たけど、ソレ以降は新作なので、
「エウレカセブン」を観ることにした。4本目まで借りて、現在3本目まで観た。フツーに面白いし、「コードギアス」と違ってクオリティーもそれなりに高くキャラデザもイヤじゃないけど、まだ謎だらけ(笑
「セブン」で思い出したけど、「ウルトラセブン」のDVDが置いてない。幻の12話問題の行方は未だ変化ナシっぽいなぁ。いいかげん鮮明画像でスペル星人を観たい。亡くなってしまった実相寺監督じゃなくて版権は円谷プロか。反戦を掲げた内容だからもういいじゃんよ。
山本政志監督の「東京オブザデッド 3日」。ずっと気になっててもう買うしかないのかなと思ってたら、なんと近所のTSUTAYAにあるじゃん!(笑 でも貸し出し中で借りれず。Amazonのレビューではボロカスにこき下ろされてたけど、レビュー書いた人は多分、山本政志という映画監督をあまり知らんのだなと思う。って「クマグス」どうなったんだろ?
町田康がじーさんになった頃に完成なのだろうか? 


今月5日に福岡から帰って来て、翌6日仕事の後に楽しみにしていたケラ監督映画3作目「罪とか罰とか」を観に行った。
ビッグステップの映画館は劇場版Ζガンダム観に行って以来かな? 映画館の名前も変ったような?
「ララピポ」もう公開終わってしまったって書いたけど、まだやってました。
でも「ララピポ」観るより、もう一回「罪とか罰とか」を観たいと思ったんでスルーするかな。

以前、ケラまるくなったなぁって書いた気がするけど、今回映画観て、まるくなったのは見た目だけだと思った。つくづくケラらしい内容だったので。
「時効警察」、「おいしい殺し方」路線で、「グミチョコレートパイン」とは違う感じだな。
冒頭でカフカを引用してたんだけど、全体的にもカフカの匂いが漂ってた気がする。
ニヒルな実存主義の作家カフカの作品。ともすれば喜劇という見方はとても共感出来る。私も昔カフカの「田舎医者」読んで大爆笑した記憶がある。
モンティパイソンの匂いもするなぁ。
アナーキーで不条理でえらくブラックなギャグ。始終笑いっぱなし。
デタラメ的でありながらも物語の構成が巧みだ。
キャスティングも自分にとってはなかなかツボで、役者の使い方も巧いと思った。

ヒロインは成海璃子。ドコモのCMに出てるくらいしかよく知らない。相手役の俳優も誰?って感じだったけど…

やりたい放題やっちゃって、次回映画の話くるのか?と心配になってしまった。いらんお世話だけど。
面白かった。満足か?といわれると、もう一回観たい。
そして、ケラ監督お幸せに。

ケラの舞台DVD「労働者M」買うかホントに悩む…




Copyright: sug-u(村田藤吉)。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Pearl Box / Template by カキゴオリ☆