今月5日に福岡から帰って来て、翌6日仕事の後に楽しみにしていたケラ監督映画3作目「罪とか罰とか」を観に行った。
ビッグステップの映画館は劇場版Ζガンダム観に行って以来かな? 映画館の名前も変ったような?
「ララピポ」もう公開終わってしまったって書いたけど、まだやってました。
でも「ララピポ」観るより、もう一回「罪とか罰とか」を観たいと思ったんでスルーするかな。
以前、ケラまるくなったなぁって書いた気がするけど、今回映画観て、まるくなったのは見た目だけだと思った。つくづくケラらしい内容だったので。
「時効警察」、「おいしい殺し方」路線で、「グミチョコレートパイン」とは違う感じだな。
冒頭でカフカを引用してたんだけど、全体的にもカフカの匂いが漂ってた気がする。
ニヒルな実存主義の作家カフカの作品。ともすれば喜劇という見方はとても共感出来る。私も昔カフカの「田舎医者」読んで大爆笑した記憶がある。
モンティパイソンの匂いもするなぁ。
アナーキーで不条理でえらくブラックなギャグ。始終笑いっぱなし。
デタラメ的でありながらも物語の構成が巧みだ。
キャスティングも自分にとってはなかなかツボで、役者の使い方も巧いと思った。
ヒロインは成海璃子。ドコモのCMに出てるくらいしかよく知らない。相手役の俳優も誰?って感じだったけど…
やりたい放題やっちゃって、次回映画の話くるのか?と心配になってしまった。いらんお世話だけど。
面白かった。満足か?といわれると、もう一回観たい。
そして、ケラ監督お幸せに。
ケラの舞台DVD「労働者M」買うかホントに悩む…
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