美輪明宏さん、あなたは歌だけ歌ってなさい。
いや、シャンソンを歌うなら、歌だけで全てを語りなさい。
美輪を尊敬してると言いつつ、シャンソンなんて聴いたことないと言った呆れたヤツ(しかも、バンドマン)が以前いたけど、そゆヤカラ、最近結構多いのでは?
なんの本で読んだのか、ちょっと覚えてないんだけど、
カート・小判猫に小判て、てっきりオーバードーズで死んだと思ってたら、自殺やったん?
で、遺書にニール・ヤングの曲の歌詞が書かれてあったとか。
売筋狙いの疑似ロックの分際で、ニール・ヤング聴いてたなんてナマイキ〜なヤツだなと思ったんですが(笑、
よりによって、ヤング兄さんのオレの一番のフェイヴァリットナンバーの歌詞を遺書に書きやがったとは、ちょっと許せませんな。何故、仮にもミュージサンなのに他人の歌詞を書いたのか理解に苦しみますが。しかも問題はどう考えても歌詞の意味を吐き違えてること。
その証拠に、ヤング兄さんは現在もキッチリ生きてます。ミュージサンとしても全く錆び付いておりまへん。現在もキッチリ「ヤング」兄さんでごじゃりまんがな。
尾崎豊に次ぐ、脱力な死にっぷり?
にしてもどうしてくれようか、この怒りを。
カート・小判にヤング兄さんなんて、まさに猫に小半〜リだよ!!
ヤング兄さんというサメにくっついた、このコバンイタダキめ!
(最近、オレ毒舌?)
小判の訃報はわりと記憶にあったような。確か、レ・ネグレス・ヴェルトのヴォーカルのエルノの訃報と同じ時期やったような。
世間では、小判の訃報の方が大々的に騒がれてて、エルノの訃報は?とムカついた記憶があるんで。
レ・ネグレス・ヴェルト、パリのならず者たち。音楽的にはごった煮ジプシーロックてな塩梅で、ファッションショーやヴィルジヌ・テブネの映画でも使われたりもしてたけど、エルノは激しくパンクだった。なかなかパンク精神を宿したヤツだと思ってる。
縁とは不思議なもので、
今年、ヨタロウ率いる、メトローマンスホテルのライブでレ・ネグレス・ヴェルトのカバー曲を生で聴いた。
サポートミュージサンにはフレイレフ・ジャンボリーの方々と、ピエール・バルー御大の娘さんのマイア・バルーと、
ジプシーミュージック演るなら、我が国これ以上ない!という最強の編成で。
んで、ヨタロウとメトローマンスのアコオデオン&ノコギリ奏者のアランに握手をしてもらい、なんだかエルノのパンク精神をほんの少し分けてもらった気がする。
メトローマンスの正式メンバーのヴァイオリニストHONZIが亡くなってから、
ステージ上がるたび泣いているヨタロウを観るけど、
今月も東京でライブあるし、以前より精力的だ。
今年のMETRO FARCEのライブでも衰えを感じさせず、むしろより激しく、これぞ本物のロケンロールと云わんばかりの風格を放っていた。重要なメンバーが2人も抜けてたのに。
なんか上手く言葉に出来ないが、以前からパワーを貰ってきた。
例えば、サブカルというもんは、割と道を踏み外したと考えがちだが、「サブカルとかサブカルじゃないとかはもう関係ないんだぜ」と言われてるような気がする。
自分が道を見失っても軌道修正出来るのは、ヨタロウのおかげのような気がする。
オレはSFオタクなので、たまたま知っていた、エヴァンゲリオンのサブタイトルなどの元ネタ。
庵野もまぁ、SFオタクだったんでしょうな。
再終話のサブタイトルがハーラン・エリスンの短編集のタイトルのオマージュだった。それから、あれよあれよという間に、その言葉はすっかり世間では有名になってしまった。もうハーラン・エリスンが元ネタだということが完全に忘れ去られてる。オマージュじゃなけりゃ、たんなるパクりであり盗作じゃないのか?
エリスン、訴えろや!(笑
でもオレは知っている。実はエヴァより一歩早く、そのエリスンの小説にオマージュを捧げたのは、ヨタロウであることを。
「世界の果てでNonと叫びし小さきケモノ」
PR