4/25は一人でライヴ観に行ってた。
梅田ムジカジャポニカで、
割礼とコクシネルの対バン、そんでビデオ化してた「天国注射の昼」の未公開映像の上映ありという内容だった。
まず、ムジカジャポニカは初めて行ったんだが、レインドッグスというライブハウスの近所にあったんで、それを目指して行ったら迷わなかった。
つか、現地に着くや割礼はまだリハ中で、ヴォーカル&ギターの宍戸幸司さんの歌声と演奏が外におもいっきり漏れていた。
ムジカは学校の教室くらいの小さいハコだ。カレーが美味いと評判も聞いていた。
でも割礼観ながらカレー食べる気分じゃないよな(笑
食べてる強者もちらほらいたが。
オーディエンスは私より年上の方が目立っていた。どこで買ったの?と思わず突っ込みたくなるような80年代引きずってるファッションの方も少なくない。まぁオレもそうか?
結構ぎっちぎちの満員。カレー臭と加齢臭が漂っていた(笑
毎回、何のライヴに行っても観かける人がまた来ていた。いったい何者なのか? オレと音楽の趣味が合うのは分ったが。次回見かけたら話かけてみよう。
割礼は3人組のバンドと思ってたら、いつのまにか4人組になっていた。
ドラムとベース、ギターと宍戸さんがヴォーカル兼ギターという編成。
宍戸さん20年くらい前からあんまり見た目が変ってないんじゃないかな?
40過ぎてるようには見えない。端正。
すっぴんでテキトーな服着てたけど、それでも耽美嗜好の女子にはたまらないものがあるのではないか。
歌声はジャックスのような匂いもするし、怨念節とでもいえばいいのか? それでいてどこか少年ぽい。
宍戸さんの弾くサイケデリックなギターも心地良い。
ゴシックというとちょっと違うな、ダークサイケという感じだろうか。
スローテンポの曲ばかりで、プログレ並みに10分くらいある曲とか多いんだけど、なかなか良かった。
割礼がインディーズ時代に出した「パラダイスカッパ」ではテンポが速い曲しかやってなかったんだが、メジャーデビューしてからとたんにスローテンポな曲しか演らなくなってしまい、ファンが離れたり、音楽雑誌のレビューでも「割礼は速い曲演ってた方が良かった」など書かれてたけど、まぁそれはそれで。
私は今の割礼も好きだ。妖しさに磨きがかかってると思う。
私は割礼のライヴ、ワンマンで観たことないんだが、対バンなせいか宍戸さんMCを一言も語らない。宍戸さんのMCってそういえば聞いたことないなぁ。
まったく謎なキャラクターな宍戸幸司さんであった。
東京で演った割礼のライヴの音源が物販で売ってたんで、飛びついて買う。
そのライヴ音源、横川理彦さん(元P-MODEL、元メトロファルス、4-D)とのコラボなのだ。
「天国注射の昼」は83年という昔なんで出演してるミュージサンがさっぱり分らん。巻上公一が(髪型がヘンテコだったけど)なかなかかっこ良かった。
あと江戸アケミしか分らん。
町田康の出番まで観たかったけど、終電が心配になって途中で切り上げてしまった。とほほ。
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