
これぞ、ワシの求めてた絵だ!と、ふと思った。
自分の素の絵柄だと大人向けな絵柄になってしまうんだけど、
こんなラブリーな絵柄で漫画を描いてみたいと思った。
こんな絵柄で背徳ムードムンムンな血まみれの倒錯なエロス、禁忌な世界を描いてみたらどうだろうか? 人格を疑われないレベルで(笑
ギャップ萌えみたいな。例えるなら、そう「ねこぢる」さんに近いような、絵柄と内容のギャップのある漫画かな?
勿論、この絵はワシが描いたものではないです。
とても、ワシのイマジネーションじゃ思いつかない絵柄ですじゃ。
知人の小学生4年の妹が描いた絵ですじゃ。
幼い女の子が描いたせいか、無垢さがイイ具合に表現され、あまりに味わい深いと思うです。ツボりました。
漫画的技術を身に付けてないところがピュアだと思いました。
でも、ワシがこの絵柄をそっくりに真似て描いたとしても魅力が半減するかも…
あくまで、幼い女の子の夢見てる世界だからイイのであって…
その知人の妹との付き合いはかれこれ、5年ほどでしょうか。
最初の頃は、結構ワシになついてくれてました。
遊園地に連れていってあげたり、ちょい家庭に事情があって、何度か夜、一緒に添い寝してあげたり、
お風呂なんかも入れて上げたりもしました(変な想像はしないように。ワシはロリコンじゃ〜、ありませんヨ!)。
チューなんかもしてくれたんですが、
そこはやはし女の子ですから、
だんだん恥じらいを持つ様になり、最近は年頃になってきたせいか、イチャイチャしてくれなくなってきて寂しいもんですね。
唯一、ワシの女口調で女になりきった芸を気に入ってくれて、そんな変質者のような芸をせがむくらいなもんで(笑
娘を持った父親というのはこんな心境なのでせうか。
そんな娘のような女の子の絵柄を利用して、淫靡なロマネスクを描くということは、
ともすれば、鬼畜と呼ばれても「はい、その通りでございます」と返答するしかないような、やっちゃイカン気もしますが、
やってみたい!という衝動に駆られています。
昔、しりあがり寿さんが描いてらしたヘタウマ少女絵漫画とも違った味わいになるかと思いますしね。
まぁ、今は持ち込みのことでいっぱいいっぱいですし、
半分冗談半分マジみたいな感じですが。ははは…
なんでだろうな、ワシというオッサンはどうも昔から乙女の世界に憧憬があるようで(笑
そうそう、嶽本野ばらさんのような世界を漫画にしたような感じ?
野ばらさんは、美を追求したような甘い乙女の世界だけに終始する感じじゃないでしょ?
「不思議の国のアリス」が抱えてるような異端な側面も多分にあります。
念のため言っておきますけど「アリス」は、スタンダードなファンタジーとして世間には受け入れられてますが、本来的には異端な物語です。
アナーキーでイカレてます。
美を追求する耽美な世界というのは、孤高なる異端になってしまうもので、野ばらさんもまた、あまり読んではないのですが、残酷でグロテスクな側面を押さえてる筈、ということを充分察することができます。
だって、あたい、澁澤龍彦の本で育ったもの〜!
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